ダイソーの自由研究キッド「カラフル香り玉をつくろう」を買って、娘と匂い玉を作って実験をしてみました♪
実験といっても、作り方はとても簡単です。
対象年齢は8歳以上です。
そしてできたのが、こちら(実際の量の半分以下です。)
キラキラしていてカラフルでとっても可愛い♪
空き瓶に入れただけで可愛いインテリアに♪
お水と吸水ビーズとマスコットを入れるとまた違った可愛さが!
ちなみに、小さいころ流行った「香り玉(匂い玉)」とは違います。
ぷにぷにしていて、1センチ以上あります。床に落とすと、スーパーボールほどではないですが跳ねます。ジェルボールのようです。
この実験でわかること
- 吸水ビーズのしくみ(ポリアクリルさんナトリウムの成分や構造)
- 光の屈折率の違いでわかる現象。
文字にすると難しそうですが、実際に実験してみると簡単に理解できます。
吸水ビーズを使って2つ実験してみました。
吸水ビーズのしくみ
色とりどりできれいな吸水ビーズ。水を吸うとビーズは大きくなります。
吸水ビーズはポリアクリル酸ナトリウムという成分でできています。
この成分の構造(網目の間に水分を取り込んで膨らむ性質)を生かして作られるものに
- 紙おむつ
- 保冷剤
などがあります。
「身近なところでも使われている」ということがわかればOKです♪
実験の準備
キッドの他に、こちらで用意するものはお水・プラスティックのコップ・空き瓶・アロマオイルです。うちはプラスティックではなく紙コップを使いました。
実験①(簡単)
- 3つのコップにそれぞれ水を150ml入れて、アロマオイルを数滴入れる。
- コップに、赤・青・黄の吸水ビーズを半分入れる。
- 吸水ビーズが1、5センチくらいになったらアロマ水を捨てる。
- 瓶に移し替えて完成!
吸水ビーズがアロマ水を吸っていく様子を30分ごとに観察してみました。
(写真が消えてしまいまして‥すみません。)
残ったビーズをそれぞれ、冷水とぬるま湯に入れて吸水スピードを観察してみてもいいですね。
追加実験:消えるビーズのなぞ
「光の屈折率の違い」の実験をします。
水の入った2つのコップに、透明なビー玉と膨らんだ吸水ビーズそれぞれ入れるとどうなる?
実験結果
水の中に透明なビー玉を入れても、ビー玉の形ははっきりみえるけど
吸水ビーズの方は、水に溶けたように見えなくなってしまう。
理由
ガラスと水では、光を屈折させる加減が違うから目に見えるけど、吸水ビーズはほとんどが水。
屈折率がほぼ同じだから、水の中の吸水ビーズは目に見えなくなってしまうのです。
入浴剤の中に入っているマスコットを吸水ビーズと水の中に入れてみました。
浮いているように見えます。
※そのままにしておくと、ビーズが水を吸って瓶から溢れ出てくるので注意です。
この実験キッドの注意
絶対やってはいけないことは、ビーズを飲み込んでしまうこと。
飲み込むと体内で膨らんで、腸閉塞をおこしたり重症化する恐れがあります。
小さい子のいる家庭では使用しないでください。
まとめ
ダイソーのカラフル香り玉を作っておうち実験をしてみました。
実験でわかったことや、作り方などを紹介しました。
実験した感想としては、実験2の溶けたようにみえるビーズに驚きました。
実験後も、瓶に入れてインテリアのように飾れます。カラフルで可愛いです。
注意点は、食べてはいけないことです。
娘には絶対食べちゃダメと言い聞かせ、一緒に楽しく作れました。
まだ光の屈折率などの説明は難しいとおもいますが、水を吸収して膨らむこと、光の屈折で溶けたようにみえることは分かったと思います。
百均の自由研究キッドで、コスパよく娘と休日を過ごせました。
ぜひ機会があったら試してみてください♪