子どもたちが成長するにつれ、家族旅行の機会も自然と少なくなっていく。
でも、まだ子どもだけで遠出するには早すぎる年頃。
そんな想いから、夫婦で結婚前に訪れた思い出の地、富士急ハイランドへの家族旅行を決めました。
ちなみに宿泊したのはPICA富士吉田→こちら
我が家の構成は、夫(40代後半)、私、中学2年の息子、小学5年の娘の4人家族です。
絶叫系に憧れを抱く中学生の息子と、まだ少し怖がりな小学生の娘。
年齢差のある兄妹でも楽しめるアトラクションはあるのか不安でしたが、
結果的に全員が大満足の一日を過ごすことができました。
この記事では、実際に体験してわかった混雑状況、各アトラクションの詳細レビュー、
持参すべき持ち物、そして次回行くならここは改善したいという反省点まで、
リアルな情報をお伝えします。
予想外!夏休み終わりの土曜日は意外と空いていた

行ったのは夏休み最後の土曜日。
混雑を覚悟していましたが、宿泊施設の特典で朝8時30分に入園できたこともあり、思いのほかスムーズに回ることができました。
時間帯別の混雑状況(実際の体験メモ)
8:30〜10:00(早期入園時間)
- 人気の絶叫系アトラクションもほぼ待ち時間なし
- この時間帯が最大のチャンス
11:00以降
- 水濡れ系アトラクションは20〜30分待ち
- 絶叫系は40〜50分待ちに変化
午後(鉄骨番長、レッドタワー、テンテコマイ稼働開始後)
- 稼働開始直後は比較的空いている
- 夕方の涼しい時間帯は再び混雑
17:00以降
- 帰宅ラッシュで人が減り始める
宿泊者特典の30分早期入園が想像以上に効果的でした。
公式の優先入場チケットもありますが、宿泊特典でも十分なメリットを感じられます。
身長制限をクリアすれば小学生でも絶叫系デビューできる

富士急ハイランドのアトラクションは年齢よりも身長制限が重要な基準となります。
我が家の中2息子と小5娘は身長面では全てクリア。
ただし、身長が足りていても本人の気持ちの準備ができているかが重要なポイントです。
実際に体験したアトラクションの詳細レビュー
絶叫系三大巨頭を制覇
FUJIYAMA 一番最初に挑戦。
子どもたちは緊張のあまり安全バーを強く握りしめ、肘の下に軽いあざができてしまいました。それでも、怖かったけど楽しかったと満足そうでした。
ええじゃないか
靴を脱いで乗るスタイルが新鮮だった様子。園の端に位置するため、移動時間を計算に入れた計画が必要です。
ZOKKON 子どもたちが最も気に入ったアトラクション。「もう一度乗るとしたらこれ」と絶賛していました。スリルと爽快感のバランスが絶妙のようです。
水濡れ系は連続攻略がおすすめ

クールジャッパーンとナガシマスカは位置が近いため、連続で楽しむのがベスト。
ただし、ポンチョは絶対に必要です。
びしょ濡れになることを楽しむくらいの気持ちで臨みましょう。
我が家はあらかじめダイソーで長めの携帯ポンチョを購入しておきましたが、失敗。
自販機で買うポンチョは紫色のフードのパイピングがあり、長さもあり特別感があるので
現地での購入をお勧めします!

絶凶・戦慄迷宮は大人でも本格的な怖さ

お化け屋敷としてのクオリティは高く、演者の方と目が合うほど至近距離での演出があり。
グループで入る場合は、怖がりの人を前に配置するのがコツ。後ろから脅かされる頻度が高いためです。
途中で前のグループと合流したり、後ろのグループに追いつかれたりして現実に戻る瞬間があったのは少し残念でしたが、
子どもたちは十分に怖がって楽しんでいました。料金は4,000円と高めですが、体験する価値はあります。
その他のアトラクション感想
ウェーブスウィンガー:開始前の待ち時間が長く、それなら鉄骨番長に並べば良かったと後悔。
テンテコマイ:娘が乗りたがり、開始と同時に並びましたが、娘は怖くて固まってしまい操縦せずに終わりました。
鉄骨番長:時間の都合で体験できず心残りです。
絶望要塞(脱出ゲーム):行った時は、まだ誰も制覇できていないようでした。子どもには難易度が高めですが、楽しめたようです。(店員が3人だったため私は休憩)

幻影劇場(VRアトラクション):空いていたので入りましたが、個人的にはわざわざ体験する必要はなかったと感じました。(子供がナルトを知らなかった…)
子連れファミリー必携アイテムと注意点

持ち物チェックリスト
メガネについて
多くのアトラクションでメガネを外す必要があります。可能であればコンタクトレンズがおすすめ。ウェーブスウィンガーなど一部のアトラクションではメガネ着用可能です。
暑さ対策グッズ
- 帽子と日焼け止めは必須(多くのアトラクションで帽子を外すため、日焼け止めが特に重要)
- 飲み物は入園前のセブンイレブンで購入がお得(園内の自販機はコーラ250円など割高)
- あらかじめ凍らせておいた飲み物の持ち込みもおすすめ
園内の涼みスポットを活用しよう

夏場の富士急ハイランドは暑さ対策が重要です。
園内各所に設置された水蒸気スプリンクラーや、
「雪の積もったコーナー」などの涼みスポットをうまく活用しましょう。

16時30分頃から日が傾いて涼しくなってくるのも救いでした。
意外な落とし穴:園外アクティビティの注意点

FUJIYAMAウォークとFUJIYAMAスライダーは園の外にあるため、行き来に想像以上の時間がかかりました。
足もクタクタです。
事前予約していたため変更できず、結果的に「鉄骨番長」を諦めることに。
こちら2つのアクティビティは別日に計画するか、園内のアトラクションを一通り楽しんだ後にまとめて体験することをおすすめします。
ただ、FUJIYAMAウォークは風を感じながらジェットコースターとすれ違うスリルがあり、FUJIYAMAスライダーはカメラ装着で後から映像を楽しめたり、それぞれ独特の魅力があります。
食事とお土産の実情

- 園内グルメ事情
- 昼食時のモスバーガーは大混雑のため断念。代わりに以下で軽食を調達しました。
- クレープ
- ベルギースタイルフライドポテト専門店bintje(ビンチェ)
- サンドイッチ
- 粗挽きポークフランク(息子のお気に入り)
- 家族4人で合計約5,000円。パラソル付きの日陰席で快適に食事できました。
- お土産は要検討
- 園内のお土産は全体的に割高です。信玄餅などの定番土産は、帰りのサービスエリアで購入した方が良かったです。
富士急ハイランドを最大限楽しむための5つのコツ

今回の体験を通じて学んだ、富士急ハイランドを満喫するためのポイントをまとめました。
1. 朝一番の時間を最大活用する
早期入園特典や開園直後の時間帯を狙って、人気アトラクションを制覇しましょう。
2. 計画変更は極力避ける
園内は想像以上に広く、移動に時間がかかります。
空いていても予定通りに行動することが重要です!
3. 水濡れアトラクションは潔く楽しむ
中途半端な対策よりも、濡れることを前提に楽しんだ方が満足度が高まります。
現地でポンチョを購入して水濡れアトラクションをハシゴしましょう。
4. 事前準備で無駄な出費を削減
飲み物や軽食など、可能なものは園外で調達しておきましょう。
子どもたちの成長を感じながら、家族の貴重な思い出作りができました。
中学生と小学生という微妙な年齢差でも、富士急ハイランドなら十分に楽しめました。
これから行くかたに、少しでも参考になれば幸いです!