JALパックアイルでモルディブ8日間、アイランドハイダウェイに新婚旅行に行った記録です。
(※2007年10月20日から8日間)
モルディブの位置
国名はモルディブ共和国、インドの左下の方にあります。
モルディブは、1000をこえるサンゴ礁でできた小さい島の集まりで、1周15分くらいです。
サンゴ礁に囲まれた島にひとつリゾートがありますが、今回行ったのはその中の1つのリゾート「アイランドハイダウェイ」でした。
最北のハアア・アリフ環礁にあります。
モルディブへの飛行機 3つ

スリランカ航空機内
- シンガポール航空
- マレーシア航空
- スリランカ航空
私たちはスリランカ航空で、コロンボ(スリランカ)を経由してモルディブの首都マーレにいきました。
機内ではハネムーンケーキを楽しみ、コロンボ空港では自分たちで乗り継ぎをしました。
マーレで税関検査をあとにすると、出口で係員が待っています。
マーレから国内線航空機(マーレ→ハニマアッドホー国際空港)とスピードボートを乗り継いで、ようやくアイランドハイダウェイに到着しました。
成田からモルディブまでの飛行時間

マーレ
成田からコロンボまで9時間
コロンボからマーレまで1時間25分かかりました。
国内線に乗り継いで約1時間。
さらにスピードボートで30分かかりました。
計約12時間。
成田を昼過ぎに出て、夜遅くにリゾート地に到着した感じです。
モルディブでのアクシデント
初日のハニマアッドホー国際空港からスピードボートに乗るときに、私たちのスーツケースの1つが別のリゾートに行ってしまいました。
すぐバトラーさんに連絡しましたが、夜遅くに島(アイランドハイダウェイ)に着いたので、その日のうちに荷物が返ってこなくてかなり心細かったです。(大切なものが全部入ってた。)
でも次の日の朝、カバンの中身もそのまま戻ってきたので、ほっと一安心しました。
アイランドハイダウェイの滞在
「アイランドハイダウェイ・アット・ドナクリ・モルディブ・スパリゾート&マリーナ」は、最北のハアア・アリフ環礁にあります。
ドナクリレジデンス
私たちの家はドナクリレジデンスの「Vashafaru26」でした。入口がめっちゃ可愛い。
バギーで到着です。

ドナクリレジデンス
敷地が広く二階建てで、ジャグジー付き。
空調もずっと涼しく快適でした。
プライベートガーデンにはブランコがついていて、そこで昼寝をしたりしました。
私たちが泊まったのは、シーフロントのドナクリレジデンスで、家の前にはすぐ海がありいつでも入れます。
夜は二階のバルコニーソファで星をみました。
流れ星がこぼれ落ちそうなくらいにたくさん流れて、初めての体験で素晴らしかったです。
ハネムーナーへのサービス
JALパックのハネムーナーへのサービスはたくさんありました。
- シャンパンボトル(部屋にひとつ)
- ベビー・ウェディングケーキ(部屋にひとつ)
- キャンドル・ライト・ディナー(滞在中1回)
- サンセットカクテル(滞在中一回)
- カップルスパトリートメント(50分)
- ジャングルランチ(滞在中1回)
中でもカップルスパ・トリートメントはとても気持ちよかったです。
旦那は残念ながら日焼けしすぎてトリートメントが痛かったようです。
ジャングルランチが天候悪化でなくなり、水上ヴィラでのランチに変更になりました。
天候によって左右されるのもリゾート地ならではだと思います。
しかし特別な場所でセッティングされたランチは、気分的にも最高でした。
バナナが恐ろしく甘かったです。
映える写真が撮れました。
バトラーさん

島の中はバギーで移動します。
アイランドハイダウェイといえば、バトラーさん。
私たち専属のバトラー(Nasseer)がいて、頼むと色々してくれます。
日本ではチップを払う習慣がなく、最初戸惑いましたが、チップをはずむとよりサービスがよくなりました。
滞在中に誕生日があったので、ケーキを持ってきてもらえるようお願いしました。
モルディブでの言葉

ぼやけていますが
Dhivehi(ディベヒ)語が公用語で、リゾートでは英語が普通です。
アイランドハイダウェイは日本語を喋れる人がフロントにいると思っていましたが、私たちが行ったときはたまたま?居なかったようで不安でした。
JALのコンダクターの方と連絡がとれたときは心底ほっとしました。
なので私たちのバトラーさんとは英語でやりとりをしましたが通じない場合、ジェスチャーや紙に書いたりしてなんとか乗り切ってました。
アイランドハイダウェイでの食事

ドラゴンフルーツ
料理は肉・魚どれも普通に美味しかったですが、最後の夜はメニューになかったフレンチフライを頼んだら、出てきて嬉しかったです。
バトラーさんがイスラム教で断食の時期だったりと、色々と気を遣うところはありましたが食事も楽しめました。
モルディブのアクティビティ
モルディブのアクティビティは、バナナボートやシュノーケリング、ダイビングなどがありました。
その中でも、ボート(船)で深い海にもぐっていくシュノーケリングやバトラーさんの実家ツアー?を体験しました。
ボートトリップでシュノーケリング
ダイビングセンターに行き滞在している人の希望者と一緒に、船で深いところまで行ってシュノーケリングをしました。
私は帰りに船酔いしてしまって大変でしたが、シュノーケル自体は楽しかったです。
バトラーさんの家に行って現地案内してもらった
スピードボートでバトラーさんの島Dhidhdhoo(ディドゥー)へ。
私たちがお世話になったこのバトラーさんは、ナーシーという20才の若い男の子でしたが、結婚していました。
モルディブでは一夫多妻制のようで、他にもいるようなことを言っていたような・・。
ナーシーさんの家族に会って現地の生活の様子、食べ物、食べ方などを教えてもらいました。
ドーニを作っているところも見せてもらいました。リゾート地の裏側の現地の方の生活が見られて、特別な体験でした。
お金は、空港やリゾートなどではUSドルですが、この島でお土産を買ったとき、おつりは「モルディブルフィアRf」でした。
困惑したこと
たまたま日本語を喋れるスタッフが居なかったということがありましたが、それ以外で困惑したことを紹介します。
トイレがシースルー
ドナクリレジデンスはトイレとシャワー・バスタブが半屋外にありました。
木に囲まれていましたが、屋根が無いのでトイレやお風呂の時は、何やらサワサワ・・。
ある意味「解放感満載」でしたが、夜のトイレは怖くて旦那についてきてもらいました。
半屋外かつシースルーなトイレの前で待っててもらう体験はもう今後ないことでしょう。。
蚊が多い
意外と蚊が多く、「武士」という名の殺虫剤が置いてありました。
私は大丈夫でしたが、刺されやすい夫は刺されまくっていて「武士」を撒きまくっていました。
モルディブの天気
10月はぎりぎり雨季でしたが、スコールに降られたのは一回。
ちょっと風が強い日もあり、帽子が飛ばされてなくなりました。
基本は晴れていていいお天気でした。
今は、雨季も乾季も不安定のようです。その時の運任せというのもありですね。
モルディブは退屈?

水上レストラン
8日滞在しましたが、初日は荷物のアクシデントがあったり、慣れてなくて戸惑いました。
でもその日の夜、ドナクリレジデンスのテラスで寝ころびながら見た、こぼれおちそうなくらいの流れ星がキレイでモルディブが好きになりました。
自転車で小さな島を散策して、きれいなスポットをみつけたり、海を独り占めするかのようにただただ眺める。
寝そべって、シュノーケリングして、食べたくなったら食べて、眠くなったら寝て。
暑くなったらまた海にいって。
海を眺めながらトロピカルジュースを飲んだりと、「何もしない贅沢」とはこのことでした。
おしゃれをしてサンセットカクテルやキャンドルライトディナーに行ったり、カップルスパでリラックスしたり最高の時間を過ごしました。
また、運動がしたくなったらテニスやビリヤードもしたし、部屋でDVD(なぜかトトロ)を流してみたり現地のニュースをみたりしました。
私はもっとモルディブに居たい、帰りたくない気分でしたが旦那さんの方が「地元のモールに行きたい、日本人に会いたい」とホームシックになりました。
旦那さんははヨーロッパなどのツアー観光の方が向いていたのかなと今では思います。
非日常を楽しめるか、退屈してしまうかは性格やタイプにもよるので、ハネムーンは慎重に検討してみてください。

プライベートビーチ

朝食

下がさらさらの砂
現地での音楽
ドナクリレジデンスの部屋の音楽は「Dhoni」がかかっていました。
曲を聞くと、海から帰ってきたときエアコンが涼しくて、最高の気分だったのを思い出します。
上のCDは「ZERO DEGREE ATOLL」という思い出のアルバムです。
モルディブのお土産
最終日、バトラーさんにドーニの木彫りの船をお土産にいただきました。
私たちは持っていったお菓子などをバトラーさんにあげると喜んでくれました。
マーレに行くとたくさんお土産屋さんがあるのですが、店員さんの売り込みがすごかったです。
モルディブのお土産はあまりいいものが無くて困りましたが、マーレのお店で売っていたのは「モルディブの絵が書いてあるTシャツ」や「サーフィンの置物」、「紅茶のセット」などです。
バトラーさんにおすすめのお土産を聞きましたが、やはり「紅茶」と言われました。
スリランカといえば紅茶ですよね。モルディブはスリランカに近いから紅茶が有名なのかもしれません。
ちょこちょこ現地で買いましたが、職場の方へのお土産などは、結局出国前に見ていたカタログからド定番のチョコなどを選びました。
モルディブに行った感想

帰りの飛行機の中から
帰りの飛行機で帰りたくなくてシクシク泣き、機内で外国人に同情された気がしました。
それくらい、とても素敵なリゾート地でした。
贅沢な時間を過ごせたからだけではなく、モルディブは忙しくて日々忘れかけていた気持ちや感覚を思い出させてくれた場所でした。
今でもたまにGoogleマップを開いては、モルディブの滞在を思い出しています。

キレイ過ぎました。ありがとうモルディブ♡
「毎日の仕事に追われていっぱいいっぱい、誰にも何もいわれずゆっくりのんびりした時間を過ごしたい」という人には本当に贅沢なリゾート地だと思いました。
特にアイランドハイダウェイは、「隠れ家の島」という意味なので、騒がしいところが苦手な人はゆっくりできると思います。
現に、日本人は私たちだけでした。
モルディブのリゾートは、たくさん数がありすぎてどこにしたらいいか迷うと思います。
そんなときはこのような口コミブログや旅行会社の専門知識をもった人に希望を伝えて相談するといいと思います。
コロナ後、モルディブの今
検査なしで入国できるようですね。
モルディブがコロナ検査なしで受け入れしているということで来てみましたが、リゾートではマスクも不要で素晴らしい時間を過ごせました。#モルディブ #Maldives pic.twitter.com/FMBpsl1kid
— SIRO | シンガポール | 日常漫画 (@KoMaKoSa1) April 22, 2022